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Pay it Forward , By gones 片桐史裕 このページをアンテナに追加 RSSフィード

上越教育大学教職大学院准教授片桐史裕です。
2016年3月まで27年間新潟県の高校国語教師を勤めていました。
映画のことや,教職のことについて書いています。
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教室『学び合い』フォーラム
第15回(2019年)《海》,《山》は
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2016-09-20教師という仕事

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大学教員を始めて,わかったことがある。この仕事は研究者と教師という別の仕事を同時にしなければならないということだ。

教師の仕事は,研究をしなくてもよい。研修はしなければならないが,研修というのはより良い教師になるためにある。ところが,研究というのは(自分が)より良い教師になるためにするのではない。研究はもう既に自分はわかっていることを世に広めることだ。まぁ,それはいいとして。

高校教師時代,「結果」というものはあまり意識しなかった良い「過程」が必ず良い「結果」を生むと思っていた。良い結果を生んだかどうかは生徒が卒業後5〜30年くらいでわかってくるが,現実問題として全ての結果がフィードバックされることはない。

どこの進路を選べたのかなんていうことに目くじら立てて拘る人もたくさんいるが,今の世の中,進路が将来の幸せを保障しないのは明らかなことだ。

だから教師は結果がどうなるかわからないが,今目の前の子どもたちにいろんな手を尽くして活動させる。いっしょに活動する。先日いっしょに飲んで話した高校の先生が,こんなことを言っていた。

生徒たちといっしょにテントを建てることが仕事なんだから,不思議な仕事だよね。

そう。いっしょにやることで,子どもたちは何かを学ぶ。もちろんテントの建て方は学ぶが,テントの建て方を教えているわけではない。どうやれば協力して効率よくテントが建てられるのかを学び,協力の仕方も学ぶのだ。

この子どもたちは将来テント建て職人になるわけではない。何かを協力して力を合わせて作っていく仕事をしていくのだ。

大学に就職すると,こういう部分の仕事ががっつりと減ってしまったから,調子が狂っているんだろうなぁ。