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Pay it Forward , By gones 片桐史裕 このページをアンテナに追加 RSSフィード

上越教育大学教職大学院准教授片桐史裕です。
2016年3月まで27年間新潟県の高校国語教師を勤めていました。
映画のことや,教職のことについて書いています。
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教室『学び合い』フォーラム
第15回(2019年)《海》,《山》は
2019/8/3〜4に福岡県,
2019/11/2〜4に長野県でおこないます。→長野の会は中止になりました。
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2016-09-18学習者の学びをどの程度まで把握しているか

[]学習者の学びをどの程度まで把握しているか 学習者の学びをどの程度まで把握しているか - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - 学習者の学びをどの程度まで把握しているか - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 学習者の学びをどの程度まで把握しているか - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

実習生の授業を参観する機会が最近になってとても増えた。もちろん教育実習期間だからだ。参観していると,あー,この実習生は学習者はここまでしかわかっていないから,こんな問いかけをしなければならないと思っているんだな,とわかる。

簡単にいえば,レールを敷いてそこを走らせようという授業だ。

教師は学習者の学びをどの程度まで把握しているのかというのは,授業プランを作る上で大切なことになる。例えば,

過去の助動詞「き」の活用表を黒板に書いて,文法問題をプリントにして配り解かせる

という活動をおこなった時,教師は

学習者は自分で過去の助動詞「き」の活用表の活用表を文法書から見つけることができない,もしくは時間がかかるから,手っ取り早く黒板に示して置いた方がいい

という学びの把握がある。さてその把握は正しいのか?またはあるべき学びを引き起こすプランなのか?ということを検証できるようになりたい。

教師は「時間内に収めなければ」という強迫観念のもと授業プランを立ててしまう。そうするから,学習が作業的になり,プリント学習だったら穴さえ埋めればいいということになり,教師は穴が埋められているから学習が進んでいると思ってしまう。作業進行と学びの深度は違うが,同じということにしてしまう。

授業実習だが,これは今の思いつきで,もっといい案を考えなければならない。

  1. 15分程度の授業案を考える。授業案はその15分で完結するようなもの,問題演習や調べ学習のようなもの。
  2. 授業案をグループでそれぞれ検討し,ツッコミを入れて行く。例:「この板書計画は,この内容を書かないと学習者がわからないということだね。」とか
  3. ツッコミを再検討し,授業者が学習者の学びの実態をどの程度に設定しているのかということを明らかにする。
  4. その結果,授業者説明しなくてもいいこと,示さなくてもいい情報をそぎ落として授業案を再構築していく。

まだまだ曖昧なところがあるけれど,ワークシートやら授業実習プランを再検討して,これからやっていきたい。