上越教育大学教職大学院准教授片桐史裕です。
2016年3月まで27年間新潟県の高校国語教師を勤めていました。
映画のことや,教職のことについて書いています。
研究室ページ katagiri-lab
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教室『学び合い』フォーラム
第15回(2019年)《海》,《山》は
2019/8/3〜4に福岡県,
2019/11/2〜4に長野県でおこないます。→長野の会は中止になりました。
http://manabiai.jimdo.com
2016-07-11進路講演会
■ [出張]進路講演会

新潟工業高校で大学進学者向けに進路講演会をしてきた。といっても部活動に入っていない,もしくは休める生徒で,放課後残れる生徒対象なので,集まったのは30名弱だった。
それでも高校生の前で喋るのは久しぶりで,懐かしく感じてします。大学生,院生相手とは全く違う感覚だから面白い。
あまりにも楽しみにしていたので,スライドを盛り込みすぎて,結局全部は話せなかった。スライド110枚以上作ってしまっていたから,持ち時間の70分じゃ,絶対に足りないということはわかっていたけれど,あんなこともこんなことも喋りたいと思ったのだ。
依頼を受けたのは「「学ぶ」とはどういうことか?」というもの。高校教師時代にたまに授業の始め10分位を使って話していたようなことだ。昨日のテーマは
>>意味は自分で見つける<<
ということにした。初っぱなに今日の結論は「意味は自分で見つける」ということだよと提示し,レポートにこれさえ書いておけば単位もらえるよ!と言って始めた。話した内容はこんなこと。
- 自己紹介と上越教育大学の紹介
- 成績と学力とは?
- 本当の「学力」とは何か?
- 学ぶとどんないいことがあるのか?
- 論理クイズ
- 師匠(先生)を見つけるということ(黄石公と張良の話,立川談春の話)
- 映画「バケモノの子」の「心に剣を持つ」話
- 鳥瞰クイズ「次の図はどんな風に見えますか?」
- 球の裏返し方
- 大学って行っていいことがあるのか?
- 成績の上げ方クイズ
- 大学進学者,正規雇用者の収入について
- 今後大学受験者,進学者を取り巻く状況について
- 本学学部生,院生から高校生へのメッセージ紹介
っと,ここまでで時間が来てしまった。
まだ用意していた話は次の通り。
- 石を置いていくという話(「スラムダンク勝利学」より)
- 今後10〜20年の無くなる仕事
- AI(人工知能)にできない仕事
- 世界と繋がる(映画「桐島、部活やめるってよ」より)
「桐島、部活やめるってよ」の話ができなかったのは残念だった。上教大の説明をし過ぎてしまった〜。
私を紹介してくれた人は,以前の勤務校で一緒に仕事をした人だった。以前工業高校に勤めていたこともあり,とっても懐かしい雰囲気を感じることができた。ちょっとホームな感じで話せて嬉しかった。
「今度は生徒に対して授業をして下さい。」と言われたので,是非出前講座に登録して呼んでもらおう。