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上越教育大学教職大学院准教授片桐史裕です。
2016年3月まで27年間新潟県の高校国語教師を勤めていました。
映画のことや,教職のことについて書いています。
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教室『学び合い』フォーラム
第15回(2019年)《海》,《山》は
2019/8/3〜4に福岡県,
2019/11/2〜4に長野県でおこないます。→長野の会は中止になりました。
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2015-09-28チャイルド44森に消えた子供たち

[]チャイルド44森に消えた子供たち 2014 チャイルド44森に消えた子供たち 2014 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - チャイルド44森に消えた子供たち 2014 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 チャイルド44森に消えた子供たち 2014 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

スターリン政権下のソ連では殺人者は存在しない。「殺人」という概念は、資本主義経済社会の負の産物で、ソ連ではそんなものは存在しない。だから殺人があってもそれは無かったことにされるし、犯人は必ず捕まえられて罰せられる。

子どもを狙った猟奇的連続殺人犯はいつも捕まえられるから、「連続」にはならないし、常に無実の者が捕まえられている。

私は2009年にこの原作を読んで、2009年のベストに選んだ。もう6年前か。

内容は舞台が舞台だけに鬱々として、地道に鬱々と犯人を探り出していく筆致が素晴らしかった。

映画はと言うと、あまりその原作の雰囲気が表されていなかったように思われるし、犯人がどうして子どもを猟奇的に殺していくのか、主人公とのつながりは何なのかというものがあっさりとし過ぎていて、なんだかもの足りなかった。

ソ連が舞台のアメリカ映画なのだが、いつも感じるのは、英語を話していると違和感あるということ。アメリカ映画だから当たり前なのかもしれないけれど、どっちみち私は英語で喋られても話している内容は全くわからないのだが、ロシア人という設定で、英語を流暢に話しているとなんだか興ざめになる。

日本語吹き替えの場合だったら頭を切りかえられて違和感は感じないのだが、喋っている英語と口の開きが全く同じ。うーん。

これを見るアメリカ人はどう感じるんだろう?例えば、ロシア人の顔かたちで流暢に日本語で演技をしていたら、見ている日本人は違和感覚えるんじゃないかなぁ?


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2015-09-27半島へ 稲葉真弓

[]半島へ 稲葉真弓 半島へ 稲葉真弓 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - 半島へ 稲葉真弓 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 半島へ 稲葉真弓 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

今までだったら絶対に手に取らないだろうし、購入もしない本だが、筒井康隆著「創作の極意と掟」に「色気のある文章」として紹介されてあったから、購入して読んだ。

なるほど、今まで読まなかったジャンルではあるが、文章にひきつけられる。書かれてある内容は作者が東京生活を捨てて志摩半島の一軒家を買ってそこに移り住んだというエッセイ風小説なのだが、説明的、感想的な文章に留まること無く謎が出てきて、解決されるものもあるし、謎のままもあり、続きが気になる。

作者の生活も、荒れた土地を開拓し、家のメンテナンスをおこない、自然の恩恵をうけつつ、スローライフを満喫するというとてもあこがれるものだ。できたらいいなぁと思うが、自分にはできないだろうなぁとも思う。

「色気のある文章」といいながら、書かれてある内容に「色気」があるわけでは全くない。しかし「色気」を感じてしまうのは何だろう?筒井康隆さんの情報からそういう先入観で読んでいるからだろうか?しかし楽しめた。

私のこれからの読書は筒井康隆「創作の極意と掟」に紹介されてある本と筒井康隆さんの著作と内田樹さんの著作を読んでいくことにしようと思う。

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2015-09-23テッド2

[]テッド2 2015 テッド2 2015 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - テッド2 2015 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 テッド2 2015 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

最近は今までの分を取り返すように映画を観ている。観たい映画があったのに、おっくうだというちょっとの気持ちでまあいいかということになり、観ない映画が数本あった。今になったら後悔している。JBの伝記的映画、見にいけばよかったなぁ。

さて、テッド2だが、とてもいい映画だった。とてもいい映画だったが恋人同士で観に行くような映画では無い。私以外ほとんどが恋人同士だった。いったいこの映画、見た後に恋人同士で何を喋ればいいんだろう?というような超オゲレツ下ネタ満載の映画だった。下ネタのレベルが違いすぎる。

それを話題にできる中だったらいいんだけれど、かわいい熊のぬいぐるみがちょっと大人の真似をするミスマッチが楽しそうなんていう感じで気軽なデートで観たら火傷する。

まぁ、そんなカップルの心配はどうでもいいんだけれど、この映画の本質は人権とは何かというものだった。人権というのは他人に認められないと存在しないものなのか、認められなくてももう既に存在するものなのかというものだ。

テッドの人権が認められなく、「所有物」扱いになっているということが話の始まりだが、映画の序盤でテッドの同僚のレジ打ち黒人女性が早々に「私の祖先だって勝手に連れてこられて『所有物』扱いだったのよ。」とこの映画の本質をずばり提示する。

そうだ、この映画は人権の本質を問うている映画だったのだ。単なる超オゲレツ下ネタ映画では無かった。

いい映画を観た。

若い女性が一人で見に来ていた。きっと彼女は映画大好きな人なのだ。きっと。

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2015-09-21ピクセル

[]ピクセル 2015 ピクセル 2015 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - ピクセル 2015 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 ピクセル 2015 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

次男とカミさんと観に行く。ユナイテッドシネマは月曜日はペア割りなので、カミさんと二人で2,200円+子ども料金。ちょっと得した気分。

次男は予告編を見て行きたいけれど、恐いかもとちょっとびびっていた。私は予告を観て、面白そうだからぜひ行きたいと思っていた。

行って正解だった。時間帯と次男がいるということで、字幕のある2Dは避けて、3Dに行ったのも正解だった。この映画は3Dで観なければ面白さは半減する。

だって、昔よくやったゲームの世界に自分が入れるのだ。前に観たシュガーラッシュも面白かったけれど、あれはゲームの世界を描いた話。ピクセルはゲームの世界には入れる映画。ドンキーコングの鉄骨を自分が登って、樽をよけている感じが本当にする。

ストーリーはまぁ、この手の映画にありがちないいかげんなものだけれど、でも、それだから良かったりする。大体あの時代のアーケードゲームの設定なんていいかげんなものなんだから。

出てきたセリーナウイリアムズが本人だったなんて、あとから調べて分かった。びっくり。教授は代役だったけれど。

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