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Pay it Forward , By gones 片桐史裕 このページをアンテナに追加 RSSフィード

上越教育大学教職大学院准教授片桐史裕です。
2016年3月まで27年間新潟県の高校国語教師を勤めていました。
映画のことや,教職のことについて書いています。
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教室『学び合い』フォーラム
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2014-11-26夢十夜(第六夜)

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テスト前、3時間でおこなった夢十夜の授業。あるクラスは2時間でやるしかなかった。

これ、授業で扱うのは初めてなんだけれど、どうしたもんだかな?と思った。とりあえず、目標を次の2点にした。

  1. 「運慶が今日まで生きている理由」を説明できる。
  2. 明治の人」と「運慶」は何の象徴かを理解する。

前の単元では茂木健一郎の「見る」で二項対比をバシバシやっていたので、今回もそれを踏襲し、「明治の人」と「運慶」の二項対比でやろうと思った。

そして、評論と物語の大きな違いを授業始めに説明した。

評論は上位概念を理解し、上位概念と具体をリンクし、上位概念をイメージすることが大切。物語は具体的記述から上位概念を生み出すことが大切。

評論には上位概念語が書かれあるが、物語には上位概念語は書かれていない。それを自分の頭からひねり出すんだ。それが「深い読み」というものだ。

羅生門」で「下人は『生』の象徴」「老婆は『死』の象徴」ということをやっていたので、「象徴」という言葉はすんなり受け入れられたようだ。


結局時間が足りず、力業でまとめることになってしまった。それでも生徒はがんばっていた。

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  • 運慶が生きている理由は、明治の現在に仁王を作るため。
  • 明治の人」は外面に囚われているものの象徴、「運慶」は本質を理解しているものの象徴

てなところでまとめた。

夏目漱石、奥が深い。