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Pay it Forward , By gones 片桐史裕 このページをアンテナに追加 RSSフィード

上越教育大学教職大学院准教授片桐史裕です。
2016年3月まで27年間新潟県の高校国語教師を勤めていました。
映画のことや,教職のことについて書いています。
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教室『学び合い』フォーラム
第15回(2019年)《海》,《山》は
2019/8/3〜4に福岡県,
2019/11/2〜4に長野県でおこないます。→長野の会は中止になりました。
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2013-12-27進路指導

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冬休みに入り3年生は「勉強特訓」と称して学校に来て自習をする日々だ。担任はその間三者面談を行って、受験校を決めていく。決めていくといってもこの時点の受験予定校だが。センター試験が終わればまた変更することになるだろう。

その合間を見て面接試験練習もする。個別課題の指導もする。そんな時、いつも私に的確なアドバイスをくれる生徒がこんなことを言ってきてくれた。

○○ちゃんが、先生は何も進路に関して考えていないと思っていたら、三者面談での先生のアドバイスに喜んでいましたよ。

どういうことかというと、私はあまりクラスで進路指導に関しては話さない。話すといえば、「自分が将来何をしたいかを考えろ。」「大学の価値は予備校が発表した偏差値じゃない。だから偏差値ランキングも教室に貼らない。」「いろいろと不安なこともあるだろうけれど、自分を信じて行えば大丈夫だ。」なんていう精神論が多い。

だから子どもたちにとっては具体的にどんな大学に行けとか言わないから、何も考えていないと思われているようだ。

他のクラスのある担任は、「何とかして国公立大学を選べ。」「県内に行ける国公立大学がなければ県外を探せ。」「地元にこだわるなんておかしい。」と言い、私には理解できないのだが、国公立大学を崇拝している。

そんなことを聞いていた○○ちゃんは、私立大学しか受けないから、「国公立大学も受けろ。」と言われるのでは無いか?と思っていたが、自分の希望を尊重して、そんなことをひと言も言わなかった私に感動していたらしい。少しは見直されたようだ。

「国公立国公立と言っている先生は、国公立大学に何人入れたかで自分の実績になるから、私たちの希望なんてお構いなしに勧めるんでしょ?」と私にこのことを伝えてくれた生徒は言っていた。

完全に見透かしている。子どもたちにはわかるんだよな。

国公立でも(または私立でも)その大学を知らなければあまり生徒に勧められない。私がその大学に通ったか、知り合いが通っていたか、卒業生にどんな人がいるか、その大学を訪れたことがあるかぐらいしかその大学を知るてだてはない。

模擬試験の結果の判定でリストアップされただけの大学を「ここがいいんじゃない?」とは勧められないんだよな〜。