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Pay it Forward , By gones 片桐史裕 このページをアンテナに追加 RSSフィード

上越教育大学教職大学院准教授片桐史裕です。
2016年3月まで27年間新潟県の高校国語教師を勤めていました。
映画のことや,教職のことについて書いています。
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教室『学び合い』フォーラム
第15回(2019年)《海》,《山》は
2019/8/3〜4に福岡県,
2019/11/2〜4に長野県でおこないます。→長野の会は中止になりました。
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2012-03-04郡山の会に参加して

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土・日と磐越道は無料になるため、郡山まで日帰りで出かけた。

ここ数年各地で『学び合い』を広めよう、『学び合い』について悩みを語り合おうという活動や会が開かれているけれど、「『学び合い』、このままじゃだめだよ」という活動が新潟以外で起こったのはもしかしたら初めてなのかな?きちんとした問題提起をしてくれていました。

学び合い』の広まりによって、『学び合い』とは何なのか?というのがきちんと伝わっていないという危機感から、新潟でおこなわれていた「教室『学び合い』フォーラム」ではそれに応える内容も組み込んでいたつもりだ。

学び合い』は、教師の気持ちが楽になるものであったはずなのに、苦しめている現状がある。フォーラムではそれを何とかしたいというところがあった。

  • 結局は学級経営であり、子どもたちをどのように見られるかである。
  • 学校教育の目的をきちんと押さえられているかどうかである。

そういう人は、『学び合い』をやろうが、別のことであろうが、結局は行き着く先は同じなのだ。しかし、学校教育の目的が何なのか、学級という集団でどんな子どもに育てたいかを考えていない人は何をやっても上手く行かない。

今回の郡山の会の主催者の方々とは私はこれまで全くといっていいほど話し合ったことはなかったけれど、行き着く先は同じなんだと、自分の考えと同じであることが確認できて安心した。

でも、いつから、『学び合い』がこれほどまでも教師を苦しめるようになったのかなー。と思ってしまった。私も苦しんでいる部分はあるけれど、それは環境的な問題で、『学び合い』に起因しているとも思えない。でも他の先生は『学び合い』自体に苦しんでいる。

学び合い』のやり方や、結果やデータに縛られて、それを再現できないところで苦しめられているのかな?と今回の報告で思った。自分で本当にいいと思わないのに、良い結果が得られるんじゃないのかな?と思ってやり始めた人に多いんじゃないのかな?とも思う。

「授業が上手く行かない原因は教師に起因する」ということで苦しんでいる人は、『学び合い』はさっさとやめた方がいいだろう。私は「教師に起因する」という原因がわかったからかなり楽になった部類だ。だって自分を変化する方が子どもたちを変化させるよりもよっぽど簡単だからだ。

自分の教師としての直観を大事にして、他者のデータや方法に縛られないで、いいと思ったことをやっていって、それが『学び合い』の考え方と同じ方向を向いていれば、いいんじゃないかな?と思う。『学び合い』が方法ではなく考え方というゆえんはそこにある。



今日の福島はいい天気で、快適なドライブだった。開会の1時間前についたから、自動車を会場に停め、駅前まで散歩した。郡山は新潟市よりも雪が少なかった。新潟から2時間半くらい。結構早く着いた。近いんだなぁ。

o4dao4da2012/03/04 22:10自分で本当にいいと思わないのに、良い結果が得られるんじゃないのかな?と思ってやり始めた人に多いんじゃないのかな?とも思う。

シンプルで深いですね。まねしたいときや校内研究・学年でやるときにいるのはやはり対話・納得・意義を理解することかなと思いました。

e_chigoyae_chigoya2012/03/05 00:13だから安易に『学び合い』を勧めたり、校内に広めようと思えないのです。自分のアンテナでキャッチする必要はあると思います。
自分を変える方が簡単、というのは納得です。

maya-1maya-12012/03/05 08:47考え方をしっかりと理解しないまま、つまみ食いをするといろんな問題を引き起こしてしまうということでしょうか。なにも『学び合い』に限ったことではないと思いますが。

tetsu4062tetsu40622012/03/05 23:39【修正】
会ではろくにご挨拶できず申し訳ありませんでした。

>>いつから、『学び合い』がこれほどまでも教師を苦しめるようになったのかなー。と思ってしまった。

今回の会で,現実の教師の方々はあの発表にあったように,教師への帰結で苦しいと思っているのかと,私はちょっとびっくりしてしまいました。
考えは共感できて確認できたことはあったのですが。

kota_02kota_022012/03/06 13:48「授業が上手く行かない原因は教師」。そして「結局は学級経営」。まったくそのとおりです。
では、どうすればいいか? 
教師が変わればいい。
では、どう変わるか?
「いいと思ったことをやっていって、それが『学び合い』の考え方と同じ方向を向いていれば、いい」。
厳しいですね。結局は自分でやるしかないのですね。
師のようになりたい、という憧れから武道は始められる、というようなことを内田樹氏は書いているけれども、まず、そういう教師にならないとダメだということですね。
「さっさとやめた方がいいだろう」
響きます。

F-KatagiriF-Katagiri2012/03/07 22:40kota_02さん、きっと身近に『学び合い』なんていう言葉は知らなくても、そういう実践をしている人は必ずいます。約20年前、私が若い頃に出会った先輩教師はそうでした。私はその人を師と思っています。また、その後にたくさん師と思える人に出会えました。

『学び合い』という言葉(=概念)は後付けです。現在『学び合い』と言っている人が最先端で、先駆者なんていうことはありません。

身近なそういう人を探してみて下さい。

kota_02kota_022012/03/09 10:05ありがとうございます。なぜかさみしい言葉ですね。
中高では、授業でしか接することができないクラスがあります。
学び合えるクラスに、『学び合い』の授業によって育てていこうとしている方の技を盗みたい、という思いからグループブログを覗いていました。授業がうまくいっていないわけではないのですが、学び合いたいと思ったのです。好奇心です。楽しくやりたいのです。教えて下さい。

F-KatagiriF-Katagiri2012/03/09 17:49kota_02さん、「さみしい」とはどんなところでしょうか?ブログで技が盗めなさそうだからでしょうか?
私が『学び合い』を知ってから気づいたことは、「子どもたちの行動には何か理由がある。」という当たり前のことです。こっちで予測していない動き、理想としていない動きをしても、そこには何か理由があり、理由がわかれば改善できるということです。そのためには子どもたちをよく観察しなければなりません。わからなければ子どもたちに聞かなければなりません。そういうところから初めて見たらどうでしょう?
ピント外れの回答かな?

kota_02kota_022012/03/09 22:08ごめんなさい。
「身近なそういう人を探してみて下さい」という言葉で突き放されたようでさみしかったのです。
「子どもたちをよく観察」
すばらしい極意です。『学び合い』の考え方がわかりました。
ありがとうございました。

e_chigoyae_chigoya2012/03/09 23:11kota_2さん
身近な人、ここにいますよー(笑)