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Pay it Forward , By gones 片桐史裕 このページをアンテナに追加 RSSフィード

上越教育大学教職大学院准教授片桐史裕です。
2016年3月まで27年間新潟県の高校国語教師を勤めていました。
映画のことや,教職のことについて書いています。
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教室『学び合い』フォーラム
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2019/11/2〜4に長野県でおこないます。→長野の会は中止になりました。
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2012-01-14身体で考える。

[]身体で考える。 身体で考える。 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - 身体で考える。 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 身体で考える。 - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

自分の父親が子どもの頃、家で勉強していると「頭が悪くなるからやめろ。」と家の人に言われていたということを約40年前聞いた。父親は隠れて勉強していたそうだ。何でなんだろう?とずーっと思っていた。しかし、この仕事をしだし、なんとなくわかってきたような気がしていた。そこでこの本に出会う。

大学院にいた時、頭の働きと体の働きを分離させてはいけないとおっしゃる先生がいた。なるほどと思った。教室内でも、全ての感覚を使った授業をせねばならないと思った。

武道やスポーツをする時、頭を使って考えなければ上手くならない。それは頭で体を制御するということだと思っていた。つまり頭が主で体が従。そんな考えもこの本を読んでいてちょっと違っていると思えてきた。

この本では、いろんな情報が頭に入りすぎると、人間本来、いや、生物が本来持っている感覚が鈍くなるというのだ。身体のセンサーが弱くなり、感じられることも感じられなくなるというのだ。何となくわかる。

直観を信じるということが重要であり、自分で説明はできないけれど、なんだか惹かれるものを突き詰めていけばいいということでもある。それは今読み進めている「スティーブ・ジョブズ」の中で、ジョブズが大学の授業にほとんど興味を持てなかったけれど、カリグラフィーは熱心に受講したという例に現れる。ジョブズはその時はどうしてカリグラフィーに興味が持てるかわからなかったはずだ。でも結局自分が作ろうとする製品(使う人が気持ちいい製品・インターフェースがシンプルな製品……)に直結する勉強がカリグラフィーの中にあったのだ。

内田樹先生の本(この本は成瀬雅春さんとの対談)は、苦しい時、悩んでいる時の羅針盤になる。今自分がやっていること、やろうとしていることは間違いではないと思わせてくれる。かなりこの本に救われた。

身体で考える。身体で考える。
内田 樹 成瀬 雅春

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