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Pay it Forward , By gones 片桐史裕 このページをアンテナに追加 RSSフィード

上越教育大学教職大学院准教授片桐史裕です。
2016年3月まで27年間新潟県の高校国語教師を勤めていました。
映画のことや,教職のことについて書いています。
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教室『学び合い』フォーラム
第15回(2019年)《海》,《山》は
2019/8/3〜4に福岡県,
2019/11/2〜4に長野県でおこないます。→長野の会は中止になりました。
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2011-02-19NIEネットワーク部会(新潟)

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毎年この研修会に参加している。

NIEには本格的ではないがちょぼちょぼと取り組んでいる。そしてずいぶん前から教育に新聞を取り入れることについて、疑問を持ちながら取り組んでいる。

初めの疑問は、教師が新聞記事を取捨選択して、子どもたちに提供することが、はたしていいのだろうか?別にそれは「新聞記事」じゃなくてもいいのではないか?ということ。

そして最近の疑問は、新聞だけをとりたてて導入する必要はあるのだろうか?という疑問。新聞が特別に優れたジャーナルではないし、逆に、新聞をとりたてて優れたものだという幻想を子どもたちに抱かせるのは危険だという思いが強くなってきたからだ。現実問題として、新聞に政府の監視機関としての力は無いことは明らかである。しかし子どもたちにそんな幻想を抱かせては、大変なことになる。

今日の研修では結局のところ、新聞はまるごと読ませ、情報の取捨選択をし、他者との比較をすることによってメディアリテラシーを養わせることが主の目的になるべきだということが個人的に再確認できた。NIEをすることにより、新聞を批判的に読むということになり、新聞離れを引き起こすものになるかもしれないという反語的活動になるような気もする。新聞社のスタンスが、記者クラブに頼ったものから、本当のジャーナリズムを獲得すれば別の話になるのだが。

また、情報は無料で(もしくは、有料を意識しないで)得ることができるというのが今のスタンダードになっている現状で、新聞社が生き残るために何が必要かということも話題になった。

個人的印象では、まだまだ新聞社はこのままでやっていけると思っていると高をくくっているんだなぁと思った。新聞を定期購読している層が高齢により亡くなっていったら、誰が新聞を買うのか?という現実に目を向けていないんじゃないかな?そのために電子化を進めるべきだと思うのだが、電子化してもだれもそれにお金を払わないと思っている。

しかしそれはどの新聞社も同じことを書く全国記事が今もネット上で無料で読めるということであるが、そんなものにお金は払わない。その新聞社が独自に取材したコアな記事にはお金を払って読むと思うんだが、どうだろうか?そうじゃなきゃ、新聞社総倒れになっちゃうぞ。


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