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Pay it Forward , By gones 片桐史裕 このページをアンテナに追加 RSSフィード

上越教育大学教職大学院准教授片桐史裕です。
2016年3月まで27年間新潟県の高校国語教師を勤めていました。
映画のことや,教職のことについて書いています。
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教室『学び合い』フォーラム
第15回(2019年)《海》,《山》は
2019/8/3〜4に福岡県,
2019/11/2〜4に長野県でおこないます。→長野の会は中止になりました。
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2010-06-15見方・考え方の提示

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「羅生門」に取り組んでいる。今年は「古畑任三郎型」で進める。「羅生門」の構造を示し

「下人は大人になった。どんな子供からどんな大人に、いつの時点で成長したか?」をみんなに説明できるようになる。

という枠を示した。そしてものの見方には「表面的」見方と「本質的」見方があるんだよ。「本質的」見方は「表面的」見方を選んだ時の「根拠」となるんだよ。と説明した。

子どもたちは「表面的」な記述は教科書から見つけ出すが、「どうしてそれを選んだのか?」という「本質的」なものをなかなか言い表せない。

埒が明かないので、何人か黒板に書かせて、一人一人どうしてそれを選んだのか理由を言わせた。個の表現は「表面的」なもので、その裏にある根拠が「本質的」だと解説していった。

なかなかこの2つをそろえて発表できないのである。なんだかずいぶん昔にやっていた授業のようだが、子ども同士だけでやっていても埒が明かない時にはレクチャーが効果的である。というか、こういうことも教科書に書いておけよ!と思うのだ。

国語で『学び合い』が難しいと言われるのは、たんに学習の材料だけが載っていて、「本質的」な説明が無いからなんだよな。そういう説明があれば、国語でも「教科書○頁〜○頁までを……」なんていう課題を設定できるんじゃないか?

おっと、明日は授業参観に学生さんがいらっしゃる。こんな授業ですが、よろしく。

ima-kiyima-kiy2010/06/15 16:11>国語で『学び合い』が難しいと言われるのは、たんに学習の材料だけが載っていて、「本質的」な説明が無いからなんだよな。そういう説明があれば、国語でも「教科書○頁〜○頁までを……」なんていう課題を設定できるんじゃないか?

同感です。その状況は自主教材であっても変わりません。去年などは、子どもたちだけでできるようにと資料の準備をがんばった結果、教えた方が早いとさえ思ってしまいました(本末転倒)。

F-KatagiriF-Katagiri2010/06/15 18:43イマキヨさん、コメントありがとうございます。

教科書にすでに書いてあればいいんですよね。書いていないから説明するし、説明し出すと長くなる。その説明をしないために、プリントを作ることになっちゃいます。

作文の書き方に関しては、「このプリントよく読んで、この課題をやりなさい。」とだけ言うようになりました。

hideki55hideki552010/06/15 21:40いのっちです。古畑任三郎型とたしかもう1つ○○○○型というのがあったと思うのですが、具体的にいうとそれぞれどんな読み型なのか教えてください。

ghjalghjal2010/06/15 22:23自分は国語はあんまり得意じゃないし、詳しくありません。ただ、国語の場合は、勿論、文(言葉)を手がかりにはするのだけれども、指示が書いてない分、課題の設定に幅をもたせられるし、しかも、子どもたちの活動も幅をもたせられて、だからなんていうか、導入は難しいけれども、手応えは感じさせるんですよね。そこが面白い。

F-KatagiriF-Katagiri2010/06/16 05:07hidekiさん、もう1つは「コナン型」です。まぁ、コナン型というか、ほとんどのミステリーにあてはまる、犯人を最後に突きとめるという形です。

古畑(コロンボ)型は、犯人(結論)は初めに分かっていて、その根拠を解き明かすというものです。

ジーンさん、その通りだと思います。幅があるから、国語教師としてとても面白く感じています。ただ、その課題がはまったときにはいいけれど、はまらないときは悲惨だったりして……。