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Pay it Forward , By gones 片桐史裕 このページをアンテナに追加 RSSフィード

上越教育大学教職大学院准教授片桐史裕です。
2016年3月まで27年間新潟県の高校国語教師を勤めていました。
映画のことや,教職のことについて書いています。
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教室『学び合い』フォーラム
第15回(2019年)《海》,《山》は
2019/8/3〜4に福岡県,
2019/11/2〜4に長野県でおこないます。→長野の会は中止になりました。
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2010-01-13求め続けることの辛さ

[]求め続けることの辛さ 求め続けることの辛さ - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - 求め続けることの辛さ - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 求め続けることの辛さ - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

セミナーの懇親会で話したことだが、『学び合い』で何が難しいかというと、求め続けることだ。技術的、表面的に『学び合い』は簡単に行えるように見えるが、実は精神的には辛い部分がある。

「みんなが達成することを目標とする」という目標設定は簡単なのだが、達成できない場合は、求め続けなければならない。ちょっとでも教師が甘いところを見せると、子どもたちは易きに流れてしまう。

易きに流れた場合は「崩壊」と似たようなものになる。自分の課題が完成した人は遊びに流れ、完成していないものはあきらめる。

教師が「みんなの達成は難しいかな?」と思って、ハードルをさげても同じようなことが起こってしまう。「達成できない場合は教師が達成したことにしてくれる」と思ってしまうからだ。

求め続けるためには、教師自身が『学び合い』の効果を確信していなければならない。確信していないあばあいは、ぶれてしまう。しかし、確信するということは非常に難しい。それほど強い人間ではない。いつも課題が「間違ったんじゃないか?」とか、「難しいんじゃないか?」とか、思ってしまう。思ってしまって反省しきりである。

私の授業では『学び合い』の課題が達成できたことはほぼまれである。達成できてその単元が完了したことはほとんどない。安易な課題だったら達成できるんだろうけれど、それをしたくないこともある。「これは押さえて欲しい」という最低ラインがあるのだが、なかなかそれも達成してくれない。だからここでまた悩んでしまう。

悩んでしまうが、『学び合い』の効果を確信するからこそ、『学び合い』での子どもたちのすばらしい学びを知っているからこそ、『学び合い』以外の授業はできない体になってしまっている。それが悩ましいところでもある。

iku-nakaiku-naka2010/01/13 11:47何度も頷きながら読ませて頂きました。
これからも、もがき続けなければいけない「苦しさ」と、生徒が学んでくれる「達成感」との狭間で悩む日々が続くと思います。でも、悩まなければ進歩しませんから、『学び合い』は、間違いなく私自身を成長させてくれていると思います。
「『学び合い』以外の授業はできない体」よ~く分かります。

bbcsuzukibbcsuzuki2010/01/13 13:22セミナー後の懇親会では、先生や中島先生と話が出来てよかったです。自分一人でいると、あれこれ悩んでドツボにはまりそうですが、こうしてみなさんと話をすることで自分自身の立ち位置の修正ができるし、また「なにくそ〜」という気持ちにもなります。

ima-kiyima-kiy2010/01/13 13:33『学び合い』以外は出来ない体、よくわかります。明日からもがき続ける日々が再開します。もはや辛過ぎて求められないクラスもありますが、ともかくもやるしかありません。
みんなが達成できた片桐さんの授業、僕は見てますよ!

KenET_66KenET_662010/01/13 15:46東京の専門学校で英語を教えている者です。ここ数週間のブログ読みのなかで、最も今の自分に必要だ、と思える言葉にここでであえた気がします。年末からこのかた、「ぶれまくってしまった一年だったなあ」とへこんでいたところだったので。私は「『学び合い』以外の授業は出来ない体」にはまだなっておらず、むしろ一斉授業に引き返しそうになるくらいでしたが、こちらで勇気を頂きました。有り難うございます。

KenET_66KenET_662010/01/13 15:46東京の専門学校で英語を教えている者です。ここ数週間のブログ読みのなかで、最も今の自分に必要だ、と思える言葉にここでであえた気がします。年末からこのかた、「ぶれまくってしまった一年だったなあ」とへこんでいたところだったので。私は「『学び合い』以外の授業は出来ない体」にはまだなっておらず、むしろ一斉授業に引き返しそうになるくらいでしたが、こちらで勇気を頂きました。有り難うございます。

F-KatagiriF-Katagiri2010/01/13 19:05片桐です。
先日セミナーで対話したことをきっかけに書いたことがこんなに反響があるとは思いませんでした。

みなさん同じようなことを思っていて、私も励ましてもらいました。

『学び合い』授業をある程度体験していくと、みなさん私と同じような、こういうところで行き詰まり、悩むんですね。

コメントを書き込んでくれた人はみなさん教科教育専門の方々のようです。共通の悩みがありそうですね。

夏のセミナーでは教科教育について取り上げます。そこでこんなことについても語り合う場があればいいですね。

MizuochiMizuochi2010/01/13 22:44F-Katagiriさん、夏のフォーラムでは「走れメロス」の教材研究部会をやりましょう!

F-KatagiriF-Katagiri2010/01/14 10:35「走れメロス」面白くなりそうですねぇ。「フォーラムに参加する人は『走れメロスを読んできましょう』という宿題が出されることになりますね。

o4dao4da2010/01/14 21:00方法に走らず「確かめ合ってね」を求めますが、定着しません 涙