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Pay it Forward , By gones 片桐史裕 このページをアンテナに追加 RSSフィード

上越教育大学教職大学院准教授片桐史裕です。
2016年3月まで27年間新潟県の高校国語教師を勤めていました。
映画のことや,教職のことについて書いています。
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教室『学び合い』フォーラム
第15回(2019年)《海》,《山》は
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2019/11/2〜4に長野県でおこないます。→長野の会は中止になりました。
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2009-01-26『学び合い』の対義語

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f:id:F-Katagiri:20090125095018j:image:w260:left学び合い』の対義語を考えてみた。それは「一斉授業」ではない。「子どもの力を信じない授業」だ。

学び合い』という名前を充てる時には誤解を孕むということは予想していた*1。しかし、あえて誤解を孕むことによって、いちいち説明する(語る)ことによって、本質が伝わっていくとも考えた。

「朝の読書」という名前は単に「朝」「読書」をすれば何でも解決されると思われたという過去がある。それだけでは失敗するというのは当然で、背景にある理念を理解する必要がある。実際「朝」「読書をする」ということで「誰でも簡単に実践できる」と広まってしまい、誰でもができなかったということで取りやめる学校もたくさんある。

学び合い』文化は簡単に定着しない。本質がなかなか理解されない。特に子どもの力を信じられない人にはほぼ理解してもらうのは不可能である。

「子どもの力」の何を信じるのか。人によって何を捉えているか違うので、信じるところは違うだろう。それに合わせて「子どもたちの力」、「みんなの力」も変わってくる。

私は「全ての子どもは学びたがっている」という力を信じている。子どもは一人一人成長したがっているのである。「このままでいい」ということを思っている子どもは誰もいない。

「全ての子どもは学び合いたがっている」という力も信じている。「共感」する力というのが人間の本能にあるからだ。

このような背景を元にいかに子どもの力を引き出せる授業をするかが私の課題である。『学び合い』文化が定着すれば何をしたって、一斉授業をしたって『学び合い』の授業なんだけれど、その域までは達することがなかなかできないんだよなぁ。

*1:私が名前をつけたということではなく、相談されて西川先生に意見を伝えました。

iku-nakaiku-naka2009/01/26 11:59堀田力著「人間力の育て方(集英社新書)」の巻末に
「子どもたちは未来を求めている」という自作の詩が載せられていました。

子どもたちは 未来を求めている
子どもたちは 希望にあふれている
子どもたちは 愛を求めている
子どもたちは いっぱい知りたがっている
 そして
子どもたちは 役に立ちたがっている
 それが子どもの育つ力

私たちは 子どもたちが 自分たちの力で
思いっきり育っていくのを 手伝おう
 邪魔をしないで 歪めないで
彼らが 自分で考え 自分で感じ
 いろんな人と交わりながら 
学んでいくのを手伝おう
 私たちの未来のために

katagiri先生のブログを読んで、上の詩を思い出しました。「自分にとっての「課題」とは?」といつも自らに問いかけられる人間でいたいと思いました。

F-KatagiriF-Katagiri2009/01/26 19:39nakajimaさん、コメントありがとうございます。いい詩を紹介していただいてありがとうございます。「未来を求めている」という言葉、いい言葉ですね。まさにその通りだと思います。私も未来を求め続けていきたいです。