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Pay it Forward , By gones 片桐史裕 このページをアンテナに追加 RSSフィード

上越教育大学教職大学院准教授片桐史裕です。
2016年3月まで27年間新潟県の高校国語教師を勤めていました。
映画のことや,教職のことについて書いています。
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教室『学び合い』フォーラム
第15回(2019年)《海》,《山》は
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2019/11/2〜4に長野県でおこないます。→長野の会は中止になりました。
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2008-11-27会社経営論と学校教育

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経済教育をちょっとかじったことがことがあったので、それ以来会社経営に関する本をよく読む。リーダー論だったり、経営学だったり。学校教育にとても通じるところがあるので、何か取り入れられないかな?と思いながら読む。

読んでいると、本当にシステムだけを構築しようというものや、小倉昌男さんが書いた「経営はロマンだ」のように、人生論にまで発展しているものもある。

しかし学校教育と多く違うのは、会社経営の基本は「利益」という単純に測れる物差しがあるが、学校教育の場合はそれがないというものだ。

単純にいうと、ある子どもにとって効果が上がったことが、ある子どもには真逆のデメリットしか生まない可能性もある。「これこれをやったらこうよくなった」という例を子どもの数ほど列挙しないとほとんど語れない。

つまり、いいか悪いかはその当人である子どもが決めることであって、単純に「クラスの成績が◎点上がった。」「◎◎大学に何人入った」「就職率が◎%になった」という包括的なデータでは教育を測れないということだ。

「◎◎大学に何人入った」とあっても、ある子どもが不合格だったら、その子どもにとってそれは何の価値もないデータである。しかし、最近経済(経営?)かぶれの管理職が多く、「一般企業ではこれは当たり前だ。」なんてことを何の学習もせずに口に出す。「会社では社長が全てを取り仕切っているから……。」なんてね。

しかし、その社長は誰が決めるんですか?株主総会で承認されなければ社長にはなれないですよ。株主は何を判断に社長を決めるんですか?利益があるかどうかですよ。利益はどうやったら生まれるんですか?消費者がお金を払っているんですよ。結局消費者に支持を得られない経営者は更迭されることになる。

こんな構造も知らないで「全てはトップが決めるんだ。」ということを「一般企業では当たり前ですよ。」なんて言うトップは信じられない。

話は脱線したが、様々な多様な価値観を育むのが学校教育であるべきはずだが、それを一本化しようとしているのは間違っている。「学び」はあらゆるものから学べるからいいのであって、学校にはいろんな職員、いろんな子どもがいた方がお互いにいろんなことを学べるんだと思うんだなぁ。

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小倉 昌男

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