Hatena::Groupmanabiai

Pay it Forward , By gones 片桐史裕 このページをアンテナに追加 RSSフィード

上越教育大学教職大学院准教授片桐史裕です。
2016年3月まで27年間新潟県の高校国語教師を務めていました。
映画のことや,教職のことについて書いています。
研究室ページ katagiri-lab

iPhone版はこちら

niagara@cocoa.ocn.ne.jp

教室『学び合い』フォーラム
第15回(2019年)《海》,《山》は
2019/8/3〜4に福岡県,2019/11/2〜4に長野県でおこないます。
manabiainu
http://manabiai.jimdo.com

2008-05-15『学び合い』へのアプローチ

[]『学び合い』へのアプローチ 『学び合い』へのアプローチ - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 を含むブックマーク はてなブックマーク - 『学び合い』へのアプローチ - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 『学び合い』へのアプローチ - Pay it Forward , By gones 片桐史裕 のブックマークコメント

私は採用から約15年間、様々な授業への取り組み方に触れて、いいものは吸収し、使えないものはやめていった。

実践したものの中には、文学教材をパターン化するものもあったし、経済教育もあったし、マンガを授業に取り入れていくものもあった。国語の「話し合い活動」もそうである。一教師の実践もあったし、組織だってやっているものもあった。

その中で、教職20年目の今でも確実にやり続けているのは、朝の読書と群読だ。

他のものはすべて『学び合い』に吸収されていったような気がする*1

つまり、『学び合い』という言葉がなかった頃(認識されていなかった頃)は、様々な取り組みをして、受け入れ、そぎ落とし、「本当に実になる教育」とは何か?を考えていって、残っていたものをふりかえると『学び合い』に通じるものばかりだった気がする。

しかし、今はもう『学び合い』が存在する。若い教師が目の前に『学び合い』を置いて、そこから始めると、私の過去の約15年間分があっという間に短縮されるメリットはあるが、それまで『学び合い』の要素や空気や文化にあまり気づかなかった人は、苦しむことになるんじゃないかな?と思う。初めに『学び合い』があると、成功例がたくさんある分、自分の実践とのギャップで悩むんじゃないかな?と思う。

でも、考えてみれば、私も『学び合い』を知らなかった15年間苦しみ、悩み、知った今でも悩んでいるんだから、同じことか。少なくとも初任の教師は15年間も遠回りしなくていいのだから、苦しみ、悩むときはどんどん苦しみ、悩むべきなのかも。

苦しみ、悩まず、他者のせいにしてつじつまを合わせている教師も多いのだから。

*1:朝の読書も『学び合い』に通じるところがあるが。また、群読も『学び合い』の要素が顕著に出る取り組みである。

歌2008/05/17 21:56群馬県の歌といいます。よろしくおねがいします。「朝の読書」と『学び合い』の通じるところって、どんな所なのですか? 教えていただけると、凄く嬉しいです。

F-KatagiriF-Katagiri2008/05/18 09:15歌さん、コメントありがとうございます。通じるところは次の通りです。
1)子どもを信じなければ成功しないところ
2)みんなの力で学習するというところ
3)子どもが自信で学習の成果を実感できるところ
いかがでしょう?

歌2008/05/18 16:59ありがとうございます。確かに通じる所があるのですね。勉強になりました。
朝の読書を継続的に実践したことがありませんので(勤務校では朝学習を学年統一でしようとなっているため)次の学校では実践できたらいいな~と思っています。