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Pay it Forward , By gones 片桐史裕 このページをアンテナに追加 RSSフィード

上越教育大学教職大学院准教授片桐史裕です。
2016年3月まで27年間新潟県の高校国語教師を勤めていました。
映画のことや,教職のことについて書いています。
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教室『学び合い』フォーラム
第15回(2019年)《海》,《山》は
2019/8/3〜4に福岡県,
2019/11/2〜4に長野県でおこないます。→長野の会は中止になりました。
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2007-09-299月定例会

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Mさん担当

そこでいろいろ考えたが、子どもたちがある文章を「わからない」という構造を、われわれ教師はもしかしたら全く理解できないのではないか?つまり、われわれ教師が全く思いもしないところで思考回線がずれてしまい、「全く逆のうけとりかた」をしている可能性がある。

それは子どもたちによって全く違うのだから、教師が「ここはこう考えるんだ。」と教えても、「この文章は接続詞に気をつけて読むんだ。」と教えても、「この文章はこのキーワードに○を付けながら読むんだ。」と指示しても、全く届かないことになる。

私の教員経験約20年間、論説文に関しての読み取りの方法を伝えたが、全く響かない。なぜなら、その方法は私の読み取りの方法であり、子どもたちの方法ではないから。

また、私が伝えた読み取りの方法は、実はその文章の全体を理解した後、思いつく読み取りの方法であり、その方法をまだ理解していない子どもたちが使ったとしても全く意味をなさないことになる。

○○式やら、3色○○法なんて、様々な文章をちょっと読んだらすぐみんな理解できる人間が後から考えた方法じゃないかなぁ?

つまり、論説文が苦手な子どもに論説文を読む方法は教えられないということ。もちろんある論説文に何が書いてあるかは教えられるし、どう読むべきかも教えられるが、じゃあ、それを他の論説文に適応できるかというと、そうではない。

教師が論説文を教えれば教えるほど論説文の読解力は下がり、模試の点数は上がらないという結論に達しました。