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Pay it Forward , By gones 片桐史裕 このページをアンテナに追加 RSSフィード

上越教育大学教職大学院准教授片桐史裕です。
2016年3月まで27年間新潟県の高校国語教師を勤めていました。
映画のことや,教職のことについて書いています。
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教室『学び合い』フォーラム
第15回(2019年)《海》,《山》は
2019/8/3〜4に福岡県,
2019/11/2〜4に長野県でおこないます。→長野の会は中止になりました。
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2007-05-24『学び合い』の素地

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「なぜ勉強させるのか?」(諏訪哲二著・光文社新書)を読んでいる。『学び合い』については書かれていないが、子どもたちの学びが成立するには何が必要か?が書かれてある。ほとんど「下流志向」に書いてあることと同じ事であるが。

それを読みながら気づいたことは、以前生徒指導で大変だった、学びの成立が難しかった学校でやっていたこと自体が、「学び」を成立させるために必要なことだったということだ。そしてそのことが実は『学び合い』を成立するためにも必要なのだ。

「学び」を成立させるためには、「しつけ」が必要である。「しつけ」といってもいわゆる「しつけ」ではない。「学校に向かう態度みたいなもの」である。しかしそれは具体的「しつけ」によって生まれてくるものである。

授業中にはガムは噛まないんだよ、とか、床に寝ていてはいけないよ、とか、説明する人が話したら黙るんだよ、とか、いきなり大声で私語をしてはいけないよ、とか、大人になってからそういう人は相手にされなくなるんだよ、とか、そういうことの積み重ねである。そうすることにより、「この先生の言うことは、聞いておいた方がためになるかもしれない。」と思わせる。

もちろん教科に関してもしつけが必要だ。

この字は日本語の字ではないよ、とか、いついつまでに課題を提出するんだよ、とか、私がこれを完成させなさいと言ったんだから、勝手目標を変えてはいけないよ、などである。

こういうことにより、子どもたちに、「この先生から何か学べる」と思わせる(錯覚でもOK)ことにより、「学校に向かわせる態度みたいなもの」を子どもたちに芽生えさせるというのだ。

実は『学び合い』が成立するのも、こういうことだ。「この先生が示した目標なら、学ぶ価値がある。」と子どもたちに思わせる(錯覚でもOK)ことにより、子どもたちは『学び合い』をするようになるのだろう。

1つ1つ教師が口を出していたら、「この教師から学ぶことはない」と思うようになっちゃうんだろうなぁ。

なぜ勉強させるのか?  教育再生を根本から考える 光文社新書

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