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Pay it Forward , By gones 片桐史裕 このページをアンテナに追加 RSSフィード

上越教育大学教職大学院准教授片桐史裕です。
2016年3月まで27年間新潟県の高校国語教師を勤めていました。
映画のことや,教職のことについて書いています。
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教室『学び合い』フォーラム
第15回(2019年)《海》,《山》は
2019/8/3〜4に福岡県,2019/11/2〜4に長野県でおこないます。
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2007-02-21gil配布

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私は授業において、用具を準備し、授業始めの10分間読書をしている生徒に対してgil(地域通貨)を配布している。果たしてこれは子どもたちにどんな影響を与えているか?ということを考えた。

というのは、内田樹さんの「下流志向(asin:4062138271)」を読んでいる最中なのだが、30年前の子どもは「この学びが何の役にたつのか全く考えずに学んだ。」と出ていて、「今の子どもは、何の役にたつのか、その役が自分に必要なのかを判断してから学ぶか学ばないかを決める。」とあった。

今の子ども小学校低学年)の実情はよくわからないけれども、ひらがなを学ぶのに「これは何の役にたつんですか?」と聞く子供がいるというのだ。

配布しているgilは、「準備し、出席したら与える報酬」である。このことは、「もらえなければ学習しない」という子供を産み出すのかどうかという不安がある。しかし、逆に「gilがあるから自分のがんばりが目に見える。」という感想を沢山の生徒からもらっている。

「学び」と「報酬」は結びつけてはいけないものなのか、いいものなのか、自分自身はっきりとした答えは出ていないが、とりあえず5~6年の経験から、目に見える「逆効果」はない。しかし、「『これは何の役にたつんですか?」と聞いてからしか学べない子供を作っていない。」とも断言できない。

うまく行っていると思っているのは、「これは何の役にたつのか?」と聞く子どもたちだからなのかもしれないし、そうでないのかもしれない。

しかし、これからも続けていこうと思っている。